■Windows 7 にXPモード + VirtualBox + VMLiteを導入
VMLiteを使用する目的は、MicrosoftのVirtual 2007 と XPモードでは動作が鈍くて使用
に耐えないのでハードウエレベルで対応しているVMLiteを使用することが目的です。
VirtualBoxを導入する場合は、 VMLiteWorkstationPluginSetup.exeが
VirtualBox v3.1がベースのため、VirtualBox v4.0系が登録された状態で
は、VMLiteがVirtualBoxを認 識してくれない。
XPモードとVirtualBox V3.1.x を先に導入されていることが条件です。
XPモードを使う前に説明上用語について!! 覚えておくと良いです。
- Microsoftが提供しているXPモードは、Windows Vista/7のProfessional以降は、
Windows XP を所有していなくても無料でXPモードに導入して使用できる。
これで Windows Vista/7 で Windows XPのみ対応ソフトを導入して使用できる。 - VMLiteは、Windows Vista/7 のProfessional以下のOSでも単独でXPモードを実現
できるソフトです。 - VirtualBoxは XPモードとは、単独で色々なOSを疑似起動できるソフト
XP modeは、Windows7/Vistaの中でも
・ Professional>
・ Ultimate(個人はこちらがおすすめです。)
・ Enterprise (法人向け)>
にしか正式には導入できません。
- 必ず管理者の権限があるアカウントでログインする。
- まず最初にシステムにXPモードをインストールする。
WindowsXPMode_ja-jp.exe の入手先
http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/download.aspx - WindowsXPMode_ja-jp.exe をクリックして実行する。
- C:\Program Files\Windows XP Mode に導入されていることを確認する。
VirtualBox-3.1.8-61349-Win.exe をデフォルトで導入する。 特に入力などはしない。
- VMLiteのプラグインが3.1.x以降にしか対応していないので V3.1.8 を入手する。
VirtualBox older builds - VirtualBox 3.1 から V3.1.8 を入手する。
https://www.virtualbox.org/wiki/Download_Old_Builds
- Oracle VM VirtualBoxのショートカットが自動的に作成されます。
- 下記の Download をクリックするとユーザ登録画面になるので登録する。
http://www.vmlite.com/index.php/download
・ Name : フルネーム
・ Username : ログインするときの名前(英数字がお勧め)
・ E-Mail : メールアドレス
・ Password : ログインするときのパスワード (忘れないようにして下さい。)
・ Verify Password: 上のパスワードと同じものを入力する。
・ Anti-spamming protection: 右横に表示されている結果を入力 (spam対策のため)
・ Register ボタンで登録となります。
- 右上の Login をクリックして ログイン して下さい。
- VMLiteをダウンロードする。 - < ahref="http://www.vmlite.com/index.php/download">VMLiteWorkstationPluginSetup.exe
■VMLite WorkstationPluginSetup の導入 ↑戻る
途中Windows7のインストール許可のダイアログが表示されるので許可して進めてください。
今回は導入完了後 VBoxRT.dll のエラーが出ましたが VirtualBox の
VBoxRT.dll をVMLite Workstationフォルダに 上書きしたら問題
なく VMLite Wizard は問題なく動作しました。
c:\Program Files\sun\VirtualBox\VBoxRT.dll を
c:\Program Files\VMLite\VMLite Workstation フォルダに上書きする。
VirtualBox v3.1.2 を導入していたら出なかったかも??
XPモードとVirtualBoxの導入フォルダは自動的に認識されます。
・ Setup を承諾する。
・ User name : Administrator を確認する。
・ ログインするパスワードを入力する。(ここで入力したパスワードはメモってください。)
忘れるとXPモードでWindows XPに ログイン できません。
・ XPモード時の RAM 778MB
・ CPU 1コア
- Oracle VM VirtualBoxのショートカットをクリックする。
( Oracle VM VirtualBox(マネージャー) が^を起動する。) - VMLite XP Mode が自動的に作成されています。
仮想マシンの構成
・ RAM 512MB 以上(今回は 780MB に変更)
・ CPU 1コア以上
- 起動をクリックして XP Mode を立ち上げる。
- その後、ある手度XPモードの動作確認ができたら VirtualBox最新版 を導入する。
2011/10/13日現在 ↓
VirtualBox 4.1.4 for Windows hosts x86/amd64
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
[ 今回XPモード(XPモード + VirtualBox + VMLite)で確認したこと ]
Windows7 Ultimate x64 ですが表示/操作/速度は何の問題もありません。
Windows7のタスクバーの上にWindows XPのタスクバーも表示されるので
便利です。(シームレスに切り替え)
想像以上に快適に動作します。
- HOSTキーは今回右側の CTRLキー に設定しました。
HOSTキーを押したままI, または Dなどのキーを押すXPモードの
ショートカットキーとなる。
このキーはゲストとホストのキーボード切り替えキーです。
切り替えは、ワンショット押すと切り替わります。
(右下のアイコン表示で判断できます。) - 日付と時刻 のタイムゾーンを (GMT+09:00) 大阪,札幌、東京に変更
- WorkGroup名をホストと同じグループに変更
- デバイス で Guest Additions(HOST+D) をインストールする。
- USBの認識はデバイスのUSBで手動でマウント/アンマウント
( ホスト, ゲスト両方とも認識されました。) - 共有は、ゲストの C:ドライブ を共有することで ネットワークドライブ
(H:\)が自動で認識されました。
ホストのドライブへの読込・書込が可能でした。
(今回はH:ドライブに各ホストのドライブが表示されました。) - Windows Updateも問題なく更新できました。
( 認証も問題なくできました。 ) - ATOK2011も問題なく動作しました。
- NOD32も問題なく動作しました。
- Jw_cad for WIndows Ver 7.04a(外変も問題なく動作)
・ Jw_cad for Windowsの起動画面
・ Jw_cad for Windows Ver 7.04aの GHeron外変途中実行後の画面
・ Jw_cad for Windows Ver 7.04aの GHeron外変実行後の画面
- DOS版JW_CADもこじんまりと小さい画面ですが作図には問題ありません。。
マウス統合機能は無効にしないとマウスが二重表示される。
無効と有効の切り替えは、キーボードで HOST+I で切り替えができます。
・ マウスが二重表示される。
・ キーボードで HOST+I で切り替えた画面
・ XPモードをフルスクリーンで起動したDOS版JW_CAD画面
・ XPモードでEMSメモリも確保されています。( EMSMAGICを使用 )
- IE6も問題なく表示されました。
- 主に内蔵無線で接続しました。
- 有線LANでも問題なく動作しました。
下の画面はXPモードをシームレスで起動した状態。
アプリケーションとして、WinFM32を起動している。
Windows7では、TrueRemote と TeraPad を開いています。
標準ではないタイトルバーのアプリケーション起動していると、Windows 7なの
か XPモード なのか見分けにくいです。