屋久島ツアー
屋久島のホテル・旅館・民宿の紹介

「屋久杉の原生林を歩こう」ツワーを紹介します。本当は、「縄文杉に逢いたい」ツアーの方がいいかな?、12月〜2月はやってないとの事。天気はくもり。何とか1日降らないで欲しいと願いつつ、ホテルでエコツアーの迎えを待つ。

AM8:50、ツアーガイドが、ホテルへ迎えに来てくれた。四駆に乗り込み、屋久島観光センターで、もう1組の参加者(2名)を乗せ、標高600mの白谷雲水峡入口(白谷広場)まで登ることに・・・。そこから標高800mまで、歩いて登るとの事。途中、車を停めて車中より植物観察。クワズイモ(さといも科/その名前の通り、猛毒ありで食べられない)や、へご(しだ科)が私たちを出迎えてくれた。

話によれば、先週のこのツアーは、雪で道路が通行止めになり、中止だったとの事。こんな遠くまで来て、中止だったらショックだろうな・・・。白谷広場の駐車場には、かき集められたらしい雪が残っていた。


<このツアーのために用意するもの>
リュックサック、雨具(雨が多いので必ず必要)、登山靴、昼食、水筒、軍手、タオルなど


屋久島は、巨大な花崗岩の固まりでできている。今でも1000年に1m隆起しているらしい。その海岸部は、年間平均気温20℃という亜熱帯地方だけれど、山頂には雪が積もるという日本の四季を一度に集めたような独特の島だ。この標高差と黒潮から上昇する水蒸気が、「ひと月に35日降る」とまで言われた多量の雨を降らせ、自然豊かな島を作った。(ガイドブックよりの受け売り)

今日のコース「白谷雲水峡」は照葉樹林と屋久杉の自然休養林で、苔の森と花崗岩の渓流が美しい森林観察フィールド。では、エコツアー写真集をゆっくりお楽しみください。

エコツアー

「屋久杉の原生林を歩こう」

雲水橋を渡って

いよいよ出発

白谷雲水峡(白谷広場)

右手の建物は管理棟

「白谷雲水峡案内図」前にて

今日のコースを確認する

中央の小さな花が

たぶん「オオゴカヨウレン」と

聞いたはず・・

屋久島特有の固有種で

胃腸薬にもなるらしい

鮮やかな黄赤色の樹皮が

目を引くヒメシャラの木

うろこがはがれるような樹皮を

しているため苔がつきにくい

屋久杉の気根

雨の多い屋久島では
地中の水分が多いため
根が十分酸素を吸収しにくい
状態になることがある

このような時に空中に
根を出して空気を吸う

この根のことを気根という

弥生杉(その1)

  • 樹齢 3000年
  • 樹高 26.1m
  • 胸高周囲 8.1m

屋久島では

樹齢1000年以上のスギを屋久杉

それ以下を小杉と呼ぶ

弥生杉(その2)

大きすぎて

全体が写らなかったので

空を向いて写す

弥生杉歩道の途中

いたるところ苔だらけ

サツキ吊橋

真ん中まで行くと

ちょっと揺れる

二代大杉

倒木や切り株の上に

新しいスギが育つという

スギの世代交代

この下は大きな岩らしい

雨の多い屋久島では

苔が地や岩を覆い

樹木の幹を包む

スギは日光を好む

屋久島では

木が倒れ明るくなった場所に

若木が育つ倒木更新の

見本のような三本足杉

同上

これも倒木更新の見本のような

三本槍杉

試し伐りの後が残る

奉行杉

この木のところで

奉行が休憩したので

この名が付いたらしい

この周辺、湿地帯

湿気を含んだ苔に覆われた

緑豊かな森

同上

ふと映画「もののけ姫」を

思い出す

ランチタイム

(白谷山荘にて)

※ ホテルで作ってもらった弁当を食べる・・が、こういう時はおにぎりがいいですね

※ 作ってもらった温かいみそ汁と、食後のコーヒーが嬉しかった

目の前にヤクシカ2頭現れる

近づくと逃げるが

こっちを覗っている

笹が好物らしく

おいしそうに食べていた

(どこにいるか分かる?)

楠川歩道途中の景色
ここがわたしの生まれた町からのルートです

山道を行くツアーメンバー

疲れない歩き方は

「少し内股」がポイント

飛流落しと呼ばれる滝

夏の渇水期でも水量が多く

豪快なしぶきを上げて

駆け落ちるらしい

でも今は冬・・・

白谷広場に戻ってきた

楽しかったエコツアーも

終わっちゃった

こんなツアーに参加して、たくさん屋久杉の森のことを勉強し。自然に学び、自然に親しむことは、なんてすばらしいんだろう。白谷広場からの帰り道、車中からヤクサル3匹に遭う。運がよかったら遭えると思います、ヤクシカ&ヤクサルにも遭えて、顔はにこにこラッキー。

今度、屋久島へ来る機会があったら、今度は片道5時間黙々と歩き続けるという「縄文杉に逢いたい」ツアーに、ぜひ参加してください。

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